ハンターハンターに登場するカキン王国の第2王子、カミーラ。

彼女の守護霊獣や性格、プロフィールについてご紹介します。

 

ハンターハンター、カミーラ王子の守護霊獣

能力は操作系で、あり条件を満たした者を強制的に、意のままに操ることができます。

条件を満たしさえすれば強制的に操られてしまうので、非常に危険な能力です。

宿主には守護霊獣の姿は視認できず、自身では動かすことができないことが幸いしています。

 

 

見た目は、カミーラ王子が身に纏っているドレスを思わせるような形をしています。

人のくびれのような胴体の上から大量にびわのような形の何かが生えていて、下側はドレスの裾のようにひらひらと波打ったようになっています。

またくびれのような部分は全体的にうろこがついているような見た目で手触りはざらざらしていそうな印象です。

 

 

守護霊獣の見た目と能力は、カミーラ王子の華やかな見た目と、世界中の人々を自分の思い通りに動かしたいという性格が色濃く出ています。

カミーラ王子自身も壺中卵の儀以前から念能力を習得しています。

 

 

能力名は『百万回生きた猫』で、「迎撃型の念獣 死後発動し攻撃して来た者の命を以て蘇生する」という能力です(「」部分は原作より引用)。

名前の通り猫の姿をした念獣で、真っ黒な猫です。人間よりもかなり大きく、手だけでも人間が丸々収まるほどの大きさです。

 

 

発動されると攻撃してきた者の背後から現れ、手のひらで叩き潰し、「ネるねル」と言いながらこねます。

すると尻尾の先に命が集められ、尻尾の先は丸く膨らんで光り、液体状になったそれをカミーラ王子に飲ませ、生き返らせます。

 

 

念能力には能力者の死後、強力な力を発揮するタイプが存在し、その能力は死者の強い執着心などによって発動するため、死後発動する念は非常に強力です。

カミーラ王子の性格上、自分が他者を殺すのは良くても、誰かに殺されることは絶対に許せないため、殺されてから発動するこのカミーラ王子の能力は自然と強くなると考えられます。

 

 

またカミーラ王子は能力を使う際、完全に無防備な状態になります。

念能力は自分自身にリスクを課すほどにより強力になっていくため、術者自身が死ぬというリスクと、防御力を欠いて自分を危険に晒すという2つのリスクを課すことによってカウンターの威力を倍増することができるのです。

 

 

この能力が登場したのは、カミーラ王子がベンジャミン王子を殺すために部屋に向かう際出くわしたベンジャミン王子の私設兵ムッセと対峙した時です。

ムッセはカミーラ王子の能力を知らないので、能力を知る意味も込めて攻撃し、命をとれればラッキーという風に考えていました。

 

 

しかしカミーラ王子はあっさり死んでしまいます。

そしてカミーラ王子の死後発動する念によって殺されてしまうのです。ムッセはカミーラ王子がカウンタータイプの念で、防御力をゼロにすることで攻撃力を上げることを見抜いていましたが、防ぐことができませんでした。

死ぬことが発動条件であることは初見ではまず分からないため、高確率で攻撃を受けてしまうと思います。

守護霊獣の絶対服従の能力とカミーラ王子のほぼ100%成功する蘇生の能力。どちらも非常に手強く危険な能力です。

 

ハンターハンター、カミーラ王子の性格

一言で表すと高慢という言葉が当てはまるような性格です。

上位王子には共通していますが、基本的に自分以外の人間を見下しています。何もかもを自分の思い通りにしたい性格で、自分の思い通りにならないことに疑問を持ち、間違った世界であり、自分が王となり世界を変えなければならないと考えています。

 

 

王になる場合も、自分以外の王子には、カミーラ王子が殺すのではなく、「カミーラが王になるのだから私は死ぬべきだと思ってほしいの」と発言し、一般人には色々と理解できないような考えの持ち主です。

 

 

母親である第2王妃ドゥアズルは、見た目の華やかさはカミーラ王子とも似ていますが、性格は何事にも一歩引いて控えめな性格で、警護兵からの信頼も厚いような人物であるため、カミーラ王子とは全く違う性格です。

 

 

カミーラ王子は「ママ」と呼んでいますが、自分の趣味の収集を母にやらせたり、第9王子ハルケンブルクの暗殺を指示したりとまるで母親に対してとは思えない扱いです。

自分が一番偉く、何でも願った通りに動かないと不思議に思うような性格であるため産みの親であっても関係ないようです。

 

 

母親にはかなり強く当たるカミーラ王子ですが、国王である父親の言うことは多少聞き入れています。

ベンジャミン王子と言い合いになった際に、どいてとベンジャミン王子に言いますが、兄に対して敬意を払うよう言われると、不貞腐れた態度ながら自分から移動しました。

 

ハンターハンター、カミーラ王子のプロフィール

カキン帝国第2王子で、母親は第2王妃のドゥアズルです。

綺麗で華やかな顔をしていてスタイルもよく、煌びやかな印象を与える容姿ですが、気が強そうな印象も与えるような見た目です。

髪は腰まで長さがあり、普段は団子のように頭の上の方でまとめています。

 

 

ベンジャミン王子を暗殺するため、ベンジャミン王子の私設兵ムッセをカミーラ王子の暗殺未遂犯に仕立てて、逃げた犯人の身柄引渡しという名目で部屋へ向かいますが、要求は受け入れられず、攻撃するも失敗に終わり、拘束されてしまいます。

その後の裁判で両王子ともV・VIPでの監視と拘留の判決が下され、現在は監視居住区で監視状態にあります。