ハンターハンター、カキン王国の第3王子、チョウライ。

一体どんな人物なのか?

今回はチョウライの守護霊獣や性格、プロフィールについてご紹介します。

 

ハンターハンター、チョウライ王子の守護霊獣

能力の系統は具現化系で霊獣が創り出したコインの所有者が条件を満たすことで何らかの能力が発現します。

コインの所有者が複数である場合、その所有者たちがそれぞれ条件を満たせばそれぞれの能力が発現するため様々な能力を使うことができます。

霊獣の姿は宿主には見えませんが、創られたコインは誰でも見ることも触ることもできます。またコインの生成頻度は一日に一枚だけで、コインは口から出てきます。

 

 

霊獣の姿は、車輪のような形で、中心の円には顔のようなものがあります。

顔のパーツは目と口のみで、全て細長い長方形です。目は閉じたり開いたりします。目が開いているタイミングには何か意味があるかもしれません。

顔で言う額に当たる部分には「+」を丸で囲んだ模様があります。中心の円から外側の円に繋がる棒が8本伸びており、円の周りからは黒いオーラのようなものが出ています。

 

 

 

太陽を連想させるような見た目をしています。

コインは日本の硬貨と似たようなデザインになっています。花と葉っぱの絵があり、その上に1という数字が描かれています。

 

 

コインの最初の所有者はベンジャミン王子の私設兵コベントバです。ベンジャミン王子が他の王子の監視のために送られ、チョウライ王子の警護という名目で監視しています。

念能力者であるため王子の守護霊獣は見えており、初めてコインが創り出されたことにいち早く気づき、コインを所有しています。

 

 

このことにはチョウライ王子他、誰も気づいていないため、王子は所有者第一号は、褒美にとコインを渡した自分の私設兵だと思い込んでいます。

コベントバが最初にコインを手にしてから少し経って確認してみると、コインに書かれている数字が増えており、1から10に変化していました。能力発動の条件と関係がありそうです。

 

 

チョウライ王子は、コインは自分が持っていても意味がないと考察しています。

国王になった時、国民に分け与えることで効果が出るものと考え、守護霊獣の力も自分が王になった後に発揮されると予想しています。

 

ハンターハンター、チョウライ王子の性格

第一、第二王子がかなり冷酷で酷い性格なため、優しい性格のように思えます。

自分が王になるつもりではありますが、その他の王子が死ぬべきなどとは考えていません。常に穏やかで落ち着いていて、クラピカのようなハンターや従事者と直接話をするような寛容さはありますが、王族ゆえの高慢さも持ち合わせているようです。

 

 

第14王子ワブルの従者であるシマヌ(シマノ)はチョウライ王子の印象として、

 

「出来たら殺し合いは避けたいと思いながらいざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持った方」

(カッコ部分原作HUNTER×HUNTERより引用)

 

と述べています。

 

 

守護霊獣の能力について考えている時には、すでに王になった後のことを考えており、自信家な部分もあるようです。

母親や国王と会話しているシーンは描かれておらず、チョウライ王子の容姿は母親似であることは間違いありませんが、母親との関係性や母親の性格などは明らかになっていません。

 

ハンターハンター、チョウライ王子のプロフィール

カキン帝国の第3王子。

母親は第3王妃のトウチョウレイで、父親は国王であるナスビー=ホイコーロではなく、チョウライ王子がケツ持ちをしているシュウ=ウ一家(カキン帝国のマフィアの一つ)の組長、オニオール=ホイコーロです。これはチョウライ王子も既知のことであるようです。

 

 

オニオールは現国王ナスビー=ホイコーロの腹違いの弟にあたります。

国王の婚外子として生まれ、正当な後継者ではない者として表の世界に一生姿を現さないことを条件に生かされ、代わりに裏社会での地位を約束された存在です。

 

 

ちなみに同じ境遇でマフィアの組長はあと2人存在します。国王と血が繋がっていないチョウライ王子がどうして第3王子として王位継承権を得ているのかは謎に包まれています。

 

 

国王の実の子ではないというのはかなり危険な情報ですが、第5王子のツベッパはチョウライ王子について「奢侈を尽くす(身の丈を超えた贅沢)」と表現しています。

このことから、もしかするとチョウライ王子が国王の正式な子どもではないことは周知のことなのではないかと推測できます。

 

 

表面上は父親である国王との関わりは未だ描かれておらず、親子関係がどのようなものかは分かっていません。

しかし実の父親であるオニオールとの交流は描かれており、念能力について何か知っていることがないか、チョウライ王子が自らオニオールの元へ尋ねに行きます。

 

 

2人は嫌いあっている風でもなく、会話には普通の親子のような気軽さがありました。

オニオールの方も、継承戦での戦略のアドバイスをしたり、念能力についての情報を集めたりするなど協力的な姿勢をみせています。

 

 

しかしマフィアと帝国の王子という身分なので、関係は悪くはないのかもしれませんが、チョウライ王子がシュウ=ウ一家の後ろ盾となっているため、お互いに親子というよりは利害関係者として良好にやっているだけなのかもしれません。