カキン王国の第一王子であるベンジャミン。
獰猛かつ屈強な見た目の王子です。
今回は彼の守護霊獣や性格、プロフィールについてご紹介していきます。
ハンターハンター、ベンジャミンの守護霊獣
ベンジャミン王子の守護霊獣は、姿は描かれていますが能力はまだ明かされていません。
見た目の特徴は、目らしきものはありませんが口は2つあり、どちらも歯が剥き出しになっています。
少し虫のような部分もあり大きな羽のようなものが背中に生えています。
また胴体は人間と同じような骨格で、全身が筋肉質で太くて鋭い爪を持っています。
がっしりした体格や刺々しさは宿主であるベンジャミン王子の体格と性格が反映されていると考えられます。
常にベンジャミン王子の方の上に乗っている状態でついています。
ベンジャミン王子は念能力を使うことができますが、自身についている霊獣を視認することはできません。壺中卵の儀の当事者には見えないなどの制約がある可能性が考えられています。
守護霊獣の能力は一切描かれていませんが、ベンジャミン王子の念能力については少し明かされています。
能力名は「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」で、ベンジャミン王子に忠誠を誓った念能力者が死ぬとその能力をベンジャミン王子が継承できるという能力です。
能力を譲渡できる条件として、カキン王国軍学校を卒業しており、ベンジャミン王子の私設団に属している者に限られています。
現在保有している能力は3つで、そのうち2つはビンセントとムッセという人物の能力であることが分かっています。
ビンセントは、第14王子ワブルの部屋を訪れた際にワブル王子の護衛についていたクラピカ達と戦闘になり能力を発動しようとします。
しかし、クラピカの能力により発動できませんでした。
そのため、「虚空拳(エアブロウ)」という能力名だけは明らかになりましたがどのような能力であるかは不明です。
戦闘で敗北した後すぐに奥歯に仕込んでいた毒で自ら命を絶ち、能力はベンジャミン王子に継承されました。
2つ目の能力の保持者であったムッセは、第2王子のカミーラによって殺されてしまいました。
能力は「裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)」で、3種類の念獣(トリ)を重宝ように操るというものです。
3種類のうちの1つであるミミズクは、対象者に触れることで発動でき、対象者の言動すべてを術者にテレパシーで送信します。
このミミズクは術者以外には見えません。
ベンジャミン王子がいくつ能力を保有しているかは手の指の付け根に現れる星の数で判別できます。
王子の手には星が3つあるのでビンセントとムッセのもの以外にすでにもう1つ能力を持っていることが分かりますが、誰のどのような能力かは分かりません。
ベンジャミン王子の能力について説明してきましたが、使用可能な能力は「シークレットウィンドウ」のみで、発動条件や使用方法など詳しい情報は分かっていません。
ベンジャミン王子の能力や守護霊獣の能力についての詳細はほぼ分かっていないということになります。
ハンターハンター、ベンジャミン王子の性格
一人称が“オレ様”ということからも分かるように、非常に驕り高ぶった性格で自分が一番王になることに相応しく、他の王子は全員死ぬべきだという考えを持っています。
しかし他の王子達、特に上位5位の王子達も自分こそ王に相応しいと考えているため、他の王子達との会話は常に険悪な雰囲気で苛立っている様子です。
父親である国王には敬意を払っているようで、他の王子のような父親に対する気軽さはなく、礼儀正しく目上の人に対する接し方をしています。
ちなみに母親との交流はまだ描かれていません。かなり独裁的なイメージのベンジャミン王子ですが、直属の部下に対しては信頼が厚く、部下からの意見を素直に聞き入れるという柔軟さもあるようです。
ワブル王子とその母親のオイト王妃の従者であるシマヌ(シマノ)は、ベンジャミン王子について“冷徹なお方”と表現しています。
非常に冷徹で敖慢というのが基本的な性格のようです。
ハンターハンター、ベンジャミン王子のプロフィール
カキン帝国の第1王子で、母親は第1王妃であるウンマです。
カキン帝国の軍事最高副顧問という実権を有しています。
他の王子と並ぶと飛び抜けて身長が高く、筋骨隆々でかなり大きい体をしています。初登場時にはライオンを裸で締め殺しており、凄まじい力を持っていることが分かります。
髪は金髪で硬そうな毛が上に伸び、ツンツンした髪型をしています。
両方の耳の少し上あたりから稲妻のような形のけが2本ずつ出ているのも特徴です。
軍に所属していることもあってか、常に軍服のような服と靴を着用しています。
王子同士仲が良いことはカチョウ・フウゲツ王子を除いてまずありませんが、同じ王妃から産まれた者同士は特に嫌い合っているようで、同じ母親を持つ第4王子のツェリードニヒとの仲は最悪です。
お互いに相手を殺すのは自分だと決めていますし、相手にも直接宣戦布告しています。
ツェリードニヒ王子以外の王子のことも常に見下し、全くよく思っておらず、全員が粛清の対象です。
また第2王子カミーラとの仲も非常に悪く、会話している描写が一番描かれていますが両者とも敵意剥き出しで円満であったことはありません。
ほぼ全王子に共通して、兄弟同士であることは全く感じられない関係性であることは間違いありません。