沖田×華（おきたばっか）先生作の「不浄を拭う人」。
孤独死した人の変死体があった部屋を清掃する特殊清掃人の仕事を描いた漫画です。
今回は1話のネタバレをまとめました。
不浄を拭う人のネタバレ！
山田正人のプロフィール
主人公は山田正人（やまだまさと）、39歳。
妻と子供一人と暮らしています。
普通に大卒後にサラリーマンとして働いていましたが、今は特殊清掃の会社に勤務しているのです。
山田正人が行う仕事は主に以下のこと。
- 遺品整理
- ゴミ屋敷の清掃
- 亡くなった人の部屋を片付けて再生する
片付けは通報後に警察が検死した後に遺体を回収しに行きます。
60代の男性の一人暮らしの部屋へ
単身用のアパートで60代の男性が亡くなりました。
アパートの大家さんであるおばあさんから連絡を受けた山田は現場へ向かいます。
住人が死んだのは、部屋から異臭が出て、他の住人からクレームが入ったことがきっかけでした。
何かが部屋にいる…
部屋に入った山田は突然誰かに肩をつかまれたような感覚に陥ります。
「まずい、中に入れない」
何かを察した山田は大家さんに尋ねます。
「この部屋で亡くなったのって一人じゃないですよね？」
実は一昨年も別の住人がこの部屋で亡くなっていたのでした。
山田はこの仕事を始めてから、霊感体質になっていたのです。
怖すぎる！
大変なお仕事だね
山田は一番最初に特殊清掃の仕事をした時のことを思い出します。
ピアノの部屋で死んでいた女性
その女性はゴミ屋敷化したマンションの一室で、グランドピアノの下で死んでいる状態で見つかりました。
死後2か月での通報。
死因は病死でした。
片付けているとゴミの中にロングヘアーのカツラを発見。
袋に入れようとすると、先輩の社員さんがすごいことを教えてくれます。
亡くなって1か月たつと、人間の髪の毛は頭皮ごとはがれてしまうのです。
それで髪の毛だけが残る、と。
早く片付けないと！
1か月経過した頭皮を触った時の感覚。
その気持ち悪さは一生忘れない…と山田は思ったのでした。
掃除をすすめるうちに同じ男性と映っている写真が大量に出てきます。
「独身ってきいたけど…」
まさか不倫…？
最初の仕事だったせいか、感情移入した山田は作業中ずっと亡くなった女性のことを考えていました。
その日の夜、家に帰って寝ていると、
カサッカサッという聞きなれない音が聞こえてきます。
「不浄を払う人」の1話感想！
不浄を拭う人を読みました。
広告で1コマ表示されるので、ずっと気になっていたんですよね^^
思っていた以上にヘビーでびっくりしました笑
しかも2、3、4話と続くうちにヘビーさは増していきます…
お仕事もの、かと思いきや仕事がら心霊のお話も出てきます。
霊感がある人にはつらい仕事だな、と（泣）
最近はニュースでも孤独死のことをよく特集しています。
少子化、未婚が進む世の中ではこれからもっと増えていくのでしょう。
これからの社会において必要とされる仕事だな、と感じます。
社会勉強にもなりましたし、読んでおいて良かったと思える作品でした。
不浄を払う人の作者は？原作
作家は、沖田×華（おきたばっか）先生。
NHKでドラマ化された「透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記」の作者でもあります。
原案協力として名を連ねる天池康夫さんという方は、ラストクリーニングという会社で働く本物の特殊清掃人の方です。
プロの方が原案協力しているので、
実話ではないかもしれませんが、かなり現実に近い内容なのではないでしょうか？
すごく面白い作品だと思いますね。
不浄を払う人を読む方法
不浄を拭う人はebookJapanで読むことができます。
ebookjapanではTポイントを使えば無料で漫画を読むことができるのでポイントがたまっている人はタダで読めます。
不浄を拭う人は1冊162円（税込）。
内容が濃いので、お値段以上の内容だと思います。
