「ハンター×ハンター」に出てくる新人潰しのトンパ。
大人数のキャラクターが入り乱れる本作の中でも、なぜか印象に残っているキャラクターです。
別に能力が高いわけでもないですが…
トンパについて振り返ってみました。
新人潰しのトンパ
初めてハンター試験を受けるゴン、レオリオ、クラピカ。
ゴンが何人くらい会場にいるんだろう?とキョロキョロしていると、
トンパに声を掛けられます。
トンパは10歳でハンター試験に初参加して以来、35回も試験を受け続けているベテランだったのです。
新人相手に先輩風を吹かせにきていたのでした。
ゴン達に、試験を受けに来ている他のメンバーについて丁寧に教えるトンパ。
最後にゴン達にお近づきのしるしに、といってジュースを渡します。
しかし実はこのジュースは下剤入り。
ゴンが気づいて、クラピカもレオリオも飲みませんでした。
こんな感じで実は新人を陥れようと近づいてくるひどい奴だったんです。
トンパが魅力的な理由
ゴン達は陥れられなかったトンパですが、アモリ3兄弟の協力を得て、187番の新人ニコルを蹴落とすことに成功します。
アモリ兄弟の一人に「本当にお前は相手の弱点を見抜いてえぐるのがうまいね」と褒め?られるトンパ。
「ふふん、おれの生きがいだからな」と返します。
トンパがある意味魅力的なのはこういう人が社会にいるから、ですw
それは会社の老害でもあり、実力がなくて出世できずにもがいている中年でもあり。
こういう人いるわーって思わせられるところがトンパの魅力かな、と。
冨樫先生のキャラクターの心理の掘り下げ方が本当にすごいと思います。
トンパの身体能力
ハンター試験の1次試験は、持久走でした。
レオリオの見立てでは4,5時間走っていることになっていましたが…
トンパってそれをクリアしてるんですよねw
単純にすごいと思いました。
実は身体能力が高いトンパ。
でもそれ以上の努力はしない、というw
カキン王国編まで進んでいる本編ではキャラクターのレベルが高すぎて、トンパのようなずる賢い素人がいないですよね。。。
念能力が当然の世界なんで。
初期を見返すと念能力なしの世界観も結構面白かったな~と思いました。