ある日、突然スマホに表示された「生贄投票」というアプリがクラス全員を恐怖のどん底に突き落としていく―。

生贄投票のあらすじと感想について綴っています。

今すぐ「生贄投票」を読む方法についてもご紹介していますよ^^

 

生贄投票のあらすじ

画像引用:https://www.ebookjapan.jp/ebj/361644/

 

ある日、あるクラスの生徒全員の携帯に「生贄投票」という奇妙なサイト急に表示される。

ホームボタンを押して画面を消そうと思っても消すことができない。

すると、クラス全員の名前が出席番号順に載っているページが出てくる。

名前を押して投票をするというものらしく、その投票によって選ばれた者は24時間以内に課題をクリアできなければ「生贄」として「社会的な死」が与えられるというものだった。

 

 

この漫画の主人公である今治美奈都は、よく意味が分からないまま、クラスのアイドル的存在でまさしくスクールカーストの上位にいる入山環奈に投票してしまう。

投票すると携帯はもとの画面に戻るようだ。

 

 

次の日学校に行くと、クラス中が「生贄投票」についての話題で持ち切りだった。

誰が誰に投票したのか。クラスにいつもとは違う、異様な空気が流れ始める。

 

 

そして、いよいよ投票の結果発表の時間になる。再び勝手にクラス全員の携帯画面に「生贄投票」が映し出される。

初の生贄に選ばれてしまったのは、美奈都も投票してしまった入山環奈だった。

 

 

一気に人間不信に陥ってしまう環奈。

生贄には「社会的な死」が与えられるというが、まだ回避のチャンスがあるのだという。

それは、懇願場で24時間以内に生贄になった者は10万回、その他の者は1万回タップしなければいけないというものだった。

そして、これは全て「二階堂ありさ」という人物による呪いだという。

 

 

この人物はこのクラスの元担任であり、体調不良により退職をしたのち、自殺して亡くなったのだ。

みんなで一丸となりタップをして環奈を救おうということになったが、24時間後、クラス全員のタップ投票が指定された回数に満たなかったので「社会的死を与える」とまた携帯にサイトが出てくる。

 

 

そして、全員の携帯を通して、ついに入山環奈の人には絶対に知られたくないような秘密の映像が暴露されてしまうのだった。

環奈はショック学校を飛び出し、事故死してしまう。

 

 

このサイトが本物だと分かり、いよいよ本格的に怯えだすクラスメイト達。

そして、またすぐに次の「生贄投票」が始まってしまうのだった。誰に投票すればいいのか、いつ自分がターゲットとなってしまうのか。

 

 

全員がどんどん人間不信に陥ってゆく…

「社会的死」を回避するタップ回数を稼ぐアプリを作り出す者や、クラスの人気者達を投票のターゲットにするために仲間を集う者など様々な動きがあるなか、この呪いの原因である「二階堂ありさ」の秘密にも迫っていく。

 

生贄投票の感想!

この「生贄投票」という漫画を読んでみて、勝手に謎のサイトが表示されることはまずあり得ないだろうが、生贄に対する制裁のやり方など、実際に起きてもおかしくないようなことなのでとても恐ろしく思えた。

 

 

今まで仲良くしていたクラスの仲間全員を信じられなくなり、自分がいつ次の「生贄」となってしまうのか、ひとつひとつの発言や行動によって変わってくるだろう。

友達の驚くべき秘密がどんどん暴露され、生贄になった者たちは学校に来なくなる。この呪いを利用し、他人を陥れ、自分の思い通りにしようとする者も出てきて、人間の醜い部分が露になる。

 

 

二階堂ありさという教師はどんな思いでこの呪いをかけたのか、このクラスが彼女に一体どういう仕打ちをしたのか。

 

 

読めば読むほど、普通のホラー漫画とは全く別の恐怖が沸き上がってくる。

今までに沢山のホラー漫画を読んできたが、この漫画は他にはないタイプで実に面白い。

普通なら命が絶たれるという意味での「死」が与えられるだろうが、この「生贄投票」は本当にタチが悪い。

もう二度と社会で今までのように堂々と太陽の下を歩いて生きていけなくなるような個人の秘密がネットで拡散されるという、今の時代らしい制裁のやり方だ。

 

生贄投票を今すぐ読む方法!

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